BLOG

~なぜ手作りごはんが良いのか~知っておきたいフードの話

こんにちは。東京都町田市のトリマー兼犬猫ごはん講座講師の橋本なみです。

私がなぜ手作りごはんをおすすめしているか、それは一言では言い表せないくらい、手作りごはんからの恩恵は大きいと感じているからです。それは実際学んで実践してみたら一番実感できることかと思いますが、今日は少しフードのお話をしたいと思います。最後に猫ごはんのご紹介もしますね。

知っておきたいフードの話は色々とあるのですが、今日は「アクリルアミド」というものに着目してお話ししていきたいと思います。

アクリルアミドとは、元々ダムやトンネル工事の充填剤、土木工事の土壌改良剤、接着剤など工業用に使われる化学物質として知られていました。

このアクリルアミドは、炭水化物を多く含む食品(イモ類や穀類など)を高温(120度以上)で加熱すると発生します。

例えば、ポテトチップスやフライドポテト、ビスケット、クッキー、こういった食べ物に多く含まれています。

そして、アクリルアミドは多くの犬猫が食べているドッグフード、キャットフードにも含まれているのです。

このアクリルアミドを含むものは、国際がん研究機関によって

「人に対しておそらく発がん性がある」

と言う食品に分類されます。

ペットフードは、焼成前に100度~150度の温風で乾燥させた後に焼成されます。そして多くのフードに穀類(小麦、トウモロコシなど)が含まれ、高温で加工されるため、発がん性のあるアクリルアミドを発生させてしますのです。

今はグレインフリーと言って穀物の入っていないフードが流行っていますが、穀物の代わりにジャガイモなどのイモ類が使われることも多くなりました。ジャガイモなどのイモ類も炭水化物が多く、フードに加工されることで、発がん性のあるアクリルアミドを発生させてしまいます。

ですが、穀類やイモ類が一様にして犬や猫に良くないわけではありません。手作りごはんで白米やサツマイモなどを使うこともあります。ですが、フードのように高温で加熱しないことが前提で、安全に使われる食材なのです。調理の仕方や個体によっては白米などはとても有用に働く食材でもあります。

フードのアクリルアミドの問題点は、アクリルアミド自体でもありますが、一番の問題は

「発がん性のある物質へと化学変化してしまう加工法であること」

だと思うのです。そして次に、

「毎日継続して食べ続けること」

これが発がん性を高める要因になってくると思います。

どんなに原料の一つ一つにこだわっても、どんなにオーガニックにこだわっても、加工法や継続的な摂取による弊害は出てしまうのです。

今はエアードライ製法や、低温焼成など、高温加熱しない製法で作られるフードも出ています。加熱による栄養損失や、アクリルアミド発生という問題を避ける点では、このようなフードを選ぶのも一つの方法になると思います。

(それでも加工されてしまうことによる問題はありますが)

私もフライドポテト大好きだし、ポテチもたまに食べると本当に美味しいです。ですが、犬猫が毎日同じフードを食べるように、毎日、継続的に食べるわけではありません。たまにであれば、フライドポテトだってフードであってもその時の気分や状況から受ける恩恵はあります。

手作りだって全てが完璧にとはいきません。使うお肉に飼育段階で投与される薬や、使う野菜に使用される農薬などの問題はあります。

それでも、買ってきた野菜の農薬抜きをしたり、毎回はこだわれなくても、出来る範囲でお肉の質にこだわってみたり、手作りだからこそできる工夫は沢山あります。

選択肢はいくらでもあるのです。

まずは、愛犬、愛猫に食べさせているごはんのことを「知ること」これがとても大切だと思います。知ることをしなければ、何も行動に繋がらないからです。知るためのきっかけになれば、そしてそこから、行動する一歩に繋がればと思います。

それでは今日は猫ごはんを一つご紹介させていただきます。

マトン、サバを使ったごはんです。サバは予定外と言いますか・・💦

前日に実家から届いた荷物の底にあったサバに気付かず一晩過ごしてしまい、朝起きたら袋が破かれてかじった後が・・。そうだよね、いい匂いしたよね、食べたいよね、ということで、朝ごはんに焼いたサバをおすそ分けしました。

猫と一緒にいただく、人のおいしそうなごはんをいただく、こういったごはんに生じるお互いの幸福感というものは大事だと思っています。ただ物理的に栄養があれば良いだけではないのですね。

この幸福感も手作りでしか味わえないものです。

ブログやSNSの更新、トリマーの仕事で講座の準備だけになかなか集中できないのですが、一歩ずつ進んでいます。

今日もお読みくださりありがとうございました💛