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皮膚と腸内細菌の関係

こんにちは。皮膚専門トリミングサロンNamiの橋本です!

久々のブログになってしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)最低でも月一は更新していきたいですね💦

もっと早く記事にする予定だったのですが、先月、先々月と私がずーーっとアレルギーアトピーについて勉強させていただいてきた川野先生のセミナーに行ってきました♪

何度聞いても新しい学びがあり、川野先生のセミナーもどんどんアップデートしていくので大変勉強になります。

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今日のタイトルは「皮膚と腸内細菌の関係」についてですが、これはもう何年も川野先生から学んできたことで、私が皮膚にお悩みを抱える子たちをサポートする上で重要なポイントとなる(子が多い)部分です。

〜皮膚と腸内細菌の繋がりとは〜

アトピーアレルギーの子たちは免疫細胞のバランスが崩れており、炎症に働くTh2型の細胞が優位に働きすぎている状態です。

それにより環境中の花粉やダニや、ある種の食べ物に対して過剰に体が反応して痒みが出てしまうんです。

体には、この炎症に働くTh2型の細胞を抑制する細胞も存在します。制御性T細胞(Treg)という細胞です。

このTregを活性化してくれるのが、腸内細菌が生み出す物質なのです!

腸内細菌の中でも酪酸産生菌という菌が生み出す「酪酸」が炎症を抑えるTregを活性化してくれるわけです。

では、肝心の「酪酸はどうやって腸内細菌から生み出されるか?」というと、腸内細菌は食物繊維やオリゴ糖などを餌として食べるのですが、腸内細菌の中の酪酸酸性菌がそれらの餌を食べて発酵して「酪酸」が生み出されるのです。

だから、そんな有益な菌の餌になるものを摂ったリ、それと一緒に乳酸菌を摂ることで、腸内で酪酸が沢山出来、アレルギーアトピーの子に起きている行きすぎた免疫反応を抑えることができるわけです。

こういう体のメカニズムを知ることができれば、なぜアトピーアレルギーという皮膚のトラブルに対して腸内細菌にアプローチするかが理解しやすくなると思います。

以前とある獣医さんに「乳酸菌とかすぐ使うんじゃなくて・・・」とアンチ乳酸菌な意見を言われたことがあるのですが、実際体の中ではこのようなことが起こっているのです。こういった体のメカニズムを知ることができれば、なぜアトピーアレルギーという皮膚のトラブルに対して腸内細菌にアプローチするかが理解しやすくなると思います。

私がサロンやオンラインでサポートしてきた子たちも、コツコツ腸のケアを続けている子、それで健康な皮膚を取り戻した子たちもいます。

アレルギーアトピーにおいて、健康な皮膚作りに腸内細菌は大きく関わっているのです。

皮膚専門トリミングサロンNamiでは、川野先生の素晴らしい学びを始め、スキンケア、食事、筋肉を緩めるケアなどで皮膚のお悩みをサポートしています。サロンに来れない遠方の方にはオンラインでサポートをしています。

愛犬に皮膚のお悩みがあるという方、お気軽にお問合せくださいね。

今日は皮膚と腸内細菌の関係についてでした。お読みくださりありがとうございました。