こんにちは。東京都町田市のトリマー兼犬猫ごはん講座・皮膚トラブル対応講座講師の橋本なみです。
最近日に日に暑さが増している気がします😨我が家の猫の床にぺたーっと寝そべって体を冷やしています。
今日は
人用のサプリメントの犬猫への代用の方法や注意点
をお話ししたいと思います。
私が手作りごはんをお伝えする中では、基本的にサプリメントはお勧めしません。いわゆるビタミンやミネラルなどですね。
サプリメントを使わないで食材でしっかりビタミンやミネラルなど摂れるにこしたことはないからですね。
そして、サプリメントを足さなければ不足する栄養素が出てくるのなら手作りごはんは自信を持ってお勧めできないと思います。
ただ、サプリメントはケースバイケースで使うことも可能です。
サプリメントを使いたい場合に人用のものを犬猫に使うこともできるのです。その換算率を表にしたので参考にしてみてください。
犬の体重が56~63kgの場合、人と同じ量のサプリメントを使うことができます。
体重6kg の子でば、1/10量・・・ではないのですね。体重6㎏であればだいたい、人の0.2倍量で換算して使っていきます。
ただ、なぜサプリメントをお勧めしないかと言うと、
●犬や猫にとっては必要な栄養素量が人とは異なるものがあるから
●過剰が起きる栄養素がある
●過剰になると他の栄養の吸収を妨げるものがある
●過剰になると起こりやすい犬猫特有の疾患がある
●どんなに高品質でも合わないことがあるから
●足しすぎでも体に負担になることがあるからなどです。
そして単一の成分を凝縮したサプリメントは食材に含まれるその成分の働きとは、体内での働きが同じではない可能性があるからです。ビタミンやミネラルなどの栄養素は人用でも犬猫用でも個人の判断で安易にごはんに取り入れることはおススメしません。
ずーーっと毎日摂り続けることもお勧めしません。いわゆるビタミンやミネラルなどのThe!サプリ!という類だけでなくても、
今はネットで沢山の情報が得られ、
「○○は▲▲良い」という情報はごまんとあり、
snsでも沢山の犬猫用の食品の情報があり、
良いと言われると何だか取りれたくなったり、何かをプラスしないと不安に陥ったりすることがあります。
「健康食品」的な位置付けのものですね。
それらは確かに必要な子もいるかもしれないし、もの自体は良いものかもしれないけれど、何だか良さそうとどんどん追加しているうちに、実際に足されることが身体への負担となり、不調を引き起こしているケースも見られます。
良いと言われるものであってもなぜ今それが愛犬愛猫に必要か、そこを理解して使わないと、いくら良い物でもその子にとっては「毒」となりうるからです。
そこを理解した上で摂ると有効な可能性があるビタミンもあります。
【過剰が起こりづらいビタミン】
●ビタミンC,ビタミンB群,ビタミンE(基本的には食材で賄っていきます)
【過剰が起こりやすいビタミン】
●ビタミンA,ビタミンD
ミネラルに関してはお勧めしません。
その他、猫ならタウリン(アミノ酸の一種)はお勧めすることもあります。
必要に応じて消化酵素、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスなどお勧めしていきます。
人用のサプリメントを使うメリットは、コスパと品質の良さです。
犬猫用のものはどうしても割高になったり、人用のサプリメントのように原料・入荷・出庫全ての過程で安全に作られ一定の品質が保たれるように管理された規格のものが少ない、というのもあります。
講座では具体的にどのような時にどのような補助食品を取り入れると有効かお話ししますが、もしも人用のものが品質が良くて犬猫に使っていけるものであれば、共有することは可能なのです。
ちなみに私はバイオジェニックス(乳酸菌生成エキス)と水素水に関しては、愛猫と共有しています。
どちらも勉強し納得したから使っています。
ショップの店員が勧めるから、
ネットの広告で見たから、
snsで見たから(←これ意外と多いです)、
これだけで安易にどんどん追加して体に負担になってしまわないように気を付けてくださいね。
そこを認識した上で取り入れたいものは取り入れてみて、愛犬愛猫の状態を見ていくと良いと思います。
~2024年4月、自宅トリミングサロンオープン予定。~
特に皮膚トラブルを抱える子を普段の食べものと、スキンケア、腸内環境改善によってサポートしていくサロンを作りたいと思っています。
開業までは、皮膚トラブル対応マンツーマン講座、手作り犬猫ごはん講座で、体の中から整えるお手伝いをさせていただきます。
講座の詳細はCOURCE(講座)ページより、講座日程はホーム画面下のGoogleカレンダーよりご覧いただけます。
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