皮膚の4大ケア 皮膚専門ケア

皮膚のために何ができる?

当オーナーは、開業に至るまでトリマーとしてパート勤務しながら犬猫の様々な分野において勉強し、全国の皮膚のお悩みを抱える沢山のわんこ達をオンライン講座でサポートしてきました。私は獣医でも療法家でもありません。だけど、様々な「学び」と「経験」を通して私にしかできないことがあると確信しました。
今は、皮膚のお悩みの原因への広い視点から、総合的にその子に合わせて必要なケアを選んで行っています。
これまで通り、遠方のわんこへはオンラインでサポートを続けながら、当店に通える子は当店でケアをさせていただきます。
(※治療ではございませんので、皮膚にお悩みがある場合は病院をご受診の上ご相談ください。)
皮膚のケアの主軸となる4つのケアについてご紹介させていただきます。

皮膚のケアの4大柱

  • 01

    食事

    「体は食べたもので作られる」という言葉がありますが、私は全くもって食べたものだけではないと感じています。しかし、皮膚の健康においては食べ物は非常に重要な位置づけになります。皮膚にお悩みを抱える子の多くが食物アレルギーを抱えていますが、療法食ではアレルゲンが除去できないこともあります。なぜなら、アレルゲンはたんぱく源以外に小麦、とうもろこし、米、じゃがいも、大豆などに示すことも多々あるからです。逆にそれらを回避できても複数のたんぱく源が配合され、何にアレルギー反応を示しているか分からないこともあります。
    また、体がとても熱い子も多く、そういった子に体を温めるたんぱく源は更に痒みを増してしまう恐れがあるため、そのようなたんぱく源をフードや手作りで用いられている場合は変更した方が良いこともあります。
    食物アレルギーがあり、手作りを食べている子も多いですが、皮膚の栄養に非常に大切なビタミンD、ビタミンB1、B12,ビタミンA、亜鉛、オメガ6脂肪酸などが不足してしまってはいけません。始めのうちはアレルゲンを避けることが大事なことも多く、最初から栄養面を完璧に手作りをすることが難しいことも多いです。
    様子を見ながら「これ以上は補助食品で栄養面を補っていった方が良い」、「これなら少しずつ食材のレパートリーを増やし食材で栄養を強化していけそう」など、個々により状況が異なります。
    毎日食べた物を始め皮膚の状態など記録していただきながら、皮膚の栄養を食事から摂れなおかつその子の体に合った食事を提供できるようになるよう、アドバイスをさせていただいています。
    (※「治す」ための食事療法ではございません。飼い主様が愛犬さんにとって最適な食事を提供できるようになるために、アドバイスをさせていただきます。)
    オンラインで定期的に手作り犬猫ごはん講座を開催しており、全国の受講者様は約250名いらっしゃいます。手作りに興味がございましたら、ぜひ下記リンクで詳細をお伝えしていますのでご覧ください。

    手作り犬猫ごはん詳細・お申込み

  • 02

    スキンケア

    皮膚トラブルのタイプによっては、増えすぎた常在菌が皮膚に悪さを働いてしまうことがあります。そのような場合、適切にシャンプーをして菌を落としてあげる必要があります。また、アトピーのような環境中にアレルゲンを持つような子は季節によっては花粉などの外的物質を定期的にシャンプーで落としてあげる必要があることもあります。しかし、一重にシャンプーと言っても、実はその頻度は「毎日洗っても良い」「3日に1回が良い」「シャンプーすることすらも今はリスクになる」などその子によって様々なのです。良かれと思って頻繁にシャンプーをすることで皮膚は乾燥し大きなダメージを受け余計に悪化してしまうことさえあります。また、シャンプー後は必ず保湿が必要です。一に保湿、二に保湿というくらい、皮膚トラブルと保湿は切っても切れない関係です。しかし、適切な方法や製品や頻度で保湿ができていないこともよくあります。そのため、まずはその子にどんな頻度でどのようにスキンケアをしていくのが良いか、その子の状態を見ながら一緒に見つけていきたいと思っています。病院さんからご指導がある場合はそちらを優先してください。
    それぞれの皮膚トラブルに使いやすい各種製品を取り揃え、どのように使っていくかご相談させていただきます。

    オンラインによる皮膚サポート講座はこちら

  • 03

    腸の健康を目指す

    皮膚と腸内関係は密接に繋がりがあります。「乾癬」という皮膚病の人の腸内細菌を検査したところ、健康な人に比べ腸内細菌の多様性が乏しいことが分かり、そこから皮膚と腸内細菌の繋がりが注目され始めました。そして今ではアトピーのわんこの腸内細菌がアトピーでないわんこの腸内細菌に比べ多様性が乏しいと分かっています。腸内細菌はオリゴ糖や食物繊維を食べて発酵し、短鎖脂肪酸というものを作り出します。この短鎖脂肪酸の一種の「酪酸」がアトピーで炎症に働きすぎてしまっている細胞を制御する細胞(制御性T細胞と言います)を活性化してくれるのです。
    当店でも腸に働きかける補助食品を取り扱っています。これを飲めば治るという薬ではございませんので、健康な皮膚作りの一環として摂取するものだということをご理解ください。

    皮膚専門メニュー

  • 04

    張りや凝りを手放し柔軟な筋肉を取り戻す

    当店では「ゆるりんケア」という施術を行っています。ゆるりんケアは、「筋肉を緩めることで循環・代謝がアップし、内臓機能向上を目指す」ためのケアです。
    優しいタッチで痛みを伴わないのが特徴です。多くのわんこが実は体に張りや凝りを抱えています。それは体の使い方の癖や、老化に伴って起こりがちです。余分な張りや凝りや血液やリンパの流れを邪魔してしまい、皮下にゆとりがなく筋肉に柔軟性がなくなってしまいます。
    すると、滞らなくて良いものが皮下にとどまってしまうことがとても多いのです。水分、老廃物、硬さ、張り、凝り、熱など、それらを抱えていることで余計に皮膚の健康を妨げてしまうのです。複数の病院を転々とし原因不明だった皮膚炎の子に筋肉を緩めることを頑張ってもらった結果、劇的に良くなったケースもあります。
    皮膚と一見関係なさそうな筋肉の状態が、実は大きく皮膚の状態に関わることもあるのです。当店では当オーナーがゆるりんケアの施術を行い、飼い主様にもご家庭でできる簡単な方法をお伝えしますので、ぜひご家庭でのケアにお役立てください。

    ゆるりんケア

住所
〒194-0036
東京都町田市木曽東1-12-29
メールアドレス
shsn.miranisuta@gmail.com
交通アクセス
電車 JR横浜線、小田急小田原線「町田駅」より神奈中バスで約8分
お車 東名高速横浜町田ICより約30分
駐車場
1台あり

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